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COLUMN

ホームページ制作の費用相場は何で決まる?内訳と依頼先別の違い

費用・料金公開日 更新日
ホームページ制作の費用相場を解説する、見積書を指さして説明する制作担当者のイラスト

この記事でわかること

  • ホームページ制作の費用が、作業の量と中身で決まる理由
  • 費用の内訳と、ページ数や機能で金額が変わるところ
  • 依頼先の種類ごとの違いと、公開後にかかる維持費
  • 品質を落とさずに安くする方法と、削ってはいけない部分
  • 見積もりの見方と、相談から公開までの流れ

ホームページ制作の費用相場は、ひとつの金額では答えられません。費用は、ページ数、デザインの作り込み、予約やネットショップなどの機能、原稿や写真を誰が用意するかといった、作業の量と中身で決まるからです。同じ「ホームページを作りたい」という相談でも、1ページの案内から数十ページのサイトまで幅があります。この記事では、作る側の立場から、費用の内訳、依頼先ごとの違い、公開後の維持費、安くする方法、見積もりの見方を順に説明します。読み終えるころには、自分の場合に何が金額を左右するのかを整理できるはずです。

ホームページ制作の費用相場が一つに決まらない理由

ホームページ制作の費用を調べると、驚くほど幅のある金額が出てきます。どれかが間違っているわけではありません。同じ「ホームページ」という言葉で、中身のまったく違うものを指しているからです。お店の場所と営業時間を伝える1ページのものと、施工事例やスタッフ紹介、採用情報まで載せる数十ページのものでは、作る手間がまるで違います。

ホームページ制作の見積書を2枚見比べて、費用の違いに迷う事業者のイラスト
同じ「ホームページ」でも、見積書の中身は依頼先ごとに違います。金額より先に、何が含まれているかを見比べます。

制作の費用の中心は、人の作業時間です。制作会社でもフリーランスでも、見積もりは「どんな作業を、どれだけの量やるか」を積み上げて作ります。ドメインやサーバーなどの実費もかかりますが、依頼先によって金額の差が大きく出るのは作業の部分です。だからこそ、金額だけを見比べても判断がつきにくいのです。

費用を左右する5つの要素

ホームページ制作の費用を左右する要素
要素費用が上がる方向費用が下がる方向
ページ数ページが多い。ページごとに構成が違う1ページから数ページ。同じ型のページを使い回す
デザイン一から作るオリジナルのデザインテンプレートを土台にする
機能予約、ネットショップ、会員、多言語などお問い合わせフォームと地図程度
原稿と写真制作側が取材して書く、撮影に出向く依頼する側が用意して渡す
進め方打ち合わせや確認の回数が多い。関係者が多い決める人が1人で、修正をまとめて伝える

相場という言葉で探すよりも、自分のホームページがこの表のどのあたりに当てはまるかを先に考える方が、予算の見当はつけやすくなります。例えば「ページは少なくてよいが、写真は撮ってほしい」「デザインはテンプレートでよいが、予約はネットで受けたい」というように、要素ごとに考えてみてください。

LPやリニューアル、業務システムは費用の考え方が違う

この記事で扱うのは、会社やお店の案内を中心にしたホームページです。目的が違うものは、費用の考え方も変わります。似た言葉で検索して、違うものの金額を見ていないか確かめてください。

  • 広告から1ページで申し込みを集めるLPは、構成とコピーにかける作業の比重が大きくなります。詳しくはLP制作の費用相場で説明しています
  • 今あるサイトの作り直しは、今の内容の整理や、URLの引っ越しの作業が加わります。詳しくはホームページのリニューアル費用で説明しています
  • 予約や顧客管理など業務で使う仕組みは、ホームページとは別の開発になります。詳しくはWebアプリの開発費用で説明しています

また、まずはお金をかけずに始めたい場合は、無料の作成サービスで自分で作る道もあります。作れる範囲と限界はホームページを無料で作成できるサービスに、自分で作るか頼むかの考え方はホームページの作り方にまとめています。自分で作る場合の出費は小さくても、作業の時間と公開後の管理は自分に残ることも合わせて考えてください。

ネット上の金額の見方

記事や比較サイトで見かける金額には、いつ、誰が、どんな条件で調べたものかが書かれていないことがあります。数字だけを予算の基準にせず、その金額に何が含まれているのかを確かめる材料として使ってください。

ホームページ制作費用の内訳

見積書の項目名は依頼先によって違いますが、作業の中身で分けると、おおむね次のようになります。どの項目がどれだけ重くなるかで、全体の金額が決まります。

図解・内訳ホームページ制作費用の内訳(作業代と実費)

作業代(人の作業時間)

  • 企画・設計目的と見る人を決め、ページの構成と載せる内容を設計する
  • デザイントップページと下層ページの見た目を作る
  • コーディング・組み込みブラウザで動く形にする。スマホでの表示も含む
  • 原稿作成サービスの説明、料金、よくある質問などの文章
  • 写真・素材撮影、写真の選定や加工、ロゴやイラスト
  • 機能の追加お問い合わせフォーム、予約、ネットショップなど
  • 公開作業ドメインとサーバーの設定、SSL、検索エンジン向けの初期設定
  • 進行管理スケジュールの調整、打ち合わせ、確認のやり取り

実費(作業代とは別にかかる)

  • ドメイン取得費と、毎年の更新費
  • サーバーホームページのデータを置く場所の利用料
  • 有料の素材テンプレートや写真素材
  • 外部サービス予約やネットショップの月額料金、決済の手数料

依頼先によって金額の差が大きく出るのは作業代の部分です。実費は制作費に含まれる場合と、別に請求される場合があります。

ホームページ制作費用の主な内訳
項目作業の中身金額が変わる主な理由
企画・設計目的と見る人を決め、ページの構成と載せる内容を設計するページ数、関係者の数、同業者の調べ方
デザイントップページと下層ページの見た目を作るオリジナルかテンプレートか、修正の回数
コーディング・組み込みデザインをブラウザで動く形にする。スマホでの表示も含むページ数、動きの多さ、作成サービスかWordPressか手書きか
原稿作成サービスの説明、料金、よくある質問などの文章を書く依頼する側が書くか、取材して書いてもらうか
写真・素材撮影、写真の選定や加工、ロゴやイラスト撮影に出向くか、素材サイトを使うか
機能の追加お問い合わせフォーム、予約、ネットショップなど機能の数と、外部のサービスとつなぐかどうか
公開作業ドメインとサーバーの設定、SSL、検索エンジン向けの初期設定今あるサイトからの引っ越しがあるか
進行管理スケジュールの調整、打ち合わせ、確認のやり取り打ち合わせの回数、確認する人の数

このうち見落とされやすいのが、原稿作成と進行管理です。文章は「あとで送ります」と言ったまま止まりやすく、制作の相談でも、公開が遅れる理由としてよく挙がります。依頼する側が文章を用意できるかどうかで、見積もりの金額も、公開までの期間も変わります。

進行管理は形に残らないため削られがちですが、関係者が多い会社や、途中で内容が変わりやすい案件ほど手間がかかります。社内で確認する人が何人いるか、誰が最終的に決めるかを最初に伝えておくと、見積もりの精度が上がります。

作業代とは別にかかる実費

  • ドメインの取得費と、毎年の更新費
  • サーバーの利用料
  • 有料のテンプレートや写真素材
  • 予約システムやネットショップのサービスの月額料金、決済の手数料

実費は、制作費に含まれていることも、別に請求されることもあります。見積もりでは、どちらの扱いか、2年目以降は誰が払うのかを確かめてください。ドメインとサーバーの基本はホームページのドメインの取り方と費用で説明しています。

ホームページ作成の費用相場を依頼先ごとに比較

依頼先の種類によって、同じ内容でも金額の付け方が変わります。違いを生むのは腕の良し悪しより、体制と受け持つ範囲の違いです。人数が多い会社は役割を分けて進める分、調査や進行管理の費用が含まれます。1人で受ける個人は、その部分が小さくなる代わりに、対応できる範囲に限りがあります。

依頼先ごとの費用の決まり方の違い
依頼先費用の決まり方の特徴向いている場合
自分で作る(作成サービスなど)主な出費はサービスの利用料とドメイン。作業は自分の時間で払う素材がそろっていて、作業の時間を取れる
フリーランス(個人)1人で受けるため進行管理の費用が小さくなりやすい。得意分野と対応範囲に差がある規模が小さく、作る人と直接やり取りしたい
小規模な制作会社少人数で企画から公開まで受け持つ。会社ごとに得意な業種や作り方がある相談しながら中身から一緒に作りたい
中規模以上の制作会社ディレクター、デザイナー、エンジニアなど役割を分けて進める。調査と進行管理の費用が含まれるページ数が多い、社内の関係者が多い、大きな仕組みが要る
テンプレート型・月額制のサービス決まった型に流し込む分、初期費用を抑えやすい。月額に何が含まれるかで総額が変わる早く始めたい、デザインへのこだわりが少ない

表の右の列のとおり、どれが正解かは目的と規模で変わります。小さなお店や教室なら、大きな会社の体制は必要ないことが多い一方で、ページ数が多く社内の確認が何段階もある会社なら、進行管理まで任せられる依頼先の方が結果的に早く進みます。

個人に頼む場合の注意点はホームページ制作をフリーランスに頼むときの注意点に、依頼先の見極め方や聞いておきたい質問はホームページ制作会社の選び方にまとめています。準備の時間が取れず、丸ごと任せたい場合はホームページを丸投げするときの進め方も参考にしてください。

月額制は使う年数の総額で比べる

初期費用が小さい月額制のサービスは、契約期間の縛りや、解約したときにホームページやドメインを持ち出せるかどうかが会社ごとに違います。比べるときは、使う予定の年数で総額を出し、解約するときの条件も確かめてください。月額制と買い切りの違いはホームページの月額制のデメリットで詳しく説明しています。

ページ数と機能で変わるホームページ作成の費用

費用の幅がいちばん大きく出るのが、ページ数と機能です。ここが決まると、見積もりの大部分が見えてきます。

ホームページ制作の打ち合わせで、ページ構成と機能を相談して費用を決める2人のイラスト
ページの数と、同じ型を使い回せるページかどうかを打ち合わせで分けておくと、見積もりの金額の理由が見えやすくなります。

1ページだけのホームページ作成の費用

1ページに情報をまとめる形は、作るページが少ない分、費用を抑えやすい作り方です。お店や教室の案内、名刺代わりのサイト、まず公開して反応を見たい場合に向いています。電話番号と地図、営業時間、メニューや料金、よくある質問が1ページで見られれば足りる業種も少なくありません。

ただし、載せる情報が増えるほど縦に長くなり、スマホでは目的の情報にたどり着きにくくなります。サービスが何種類もある、業種の決まりで説明が多い、採用の情報も載せたい、といった場合は、最初から複数ページで設計した方が、後で作り直さずに済みます。

ページを増やすと費用が増える理由

ページが1つ増えると、構成を考える、文章を書く、デザインを当てはめる、スマホで確かめる、という作業がそのページの分だけ増えます。施工事例やメニューの一覧のように同じ型を使い回せるページは、増えても負担が小さく、会社案内や採用情報のようにページごとに中身と形が違うページは負担が大きくなります。見積もりでページ数を数えるときは、型が同じページと違うページを分けて考えると、金額の理由が見えやすくなります。

機能を足すと増える作業

機能ごとに増える作業と確認しておきたいこと
機能増える作業確認しておきたいこと
お問い合わせフォーム入力項目の設計、送信の確認、迷惑メールの対策通知メールの宛先と、自動返信の有無
予約・カレンダー予約サービスの選定と設定、表示の調整予約サービスの月額料金と、誰が管理するか
ネットショップ商品の登録、決済、送料の設定、特定商取引法に基づく表記決済の手数料と、商品の更新を誰がするか
お知らせ・ブログの更新機能自分で更新できる仕組み(CMS)の組み込み更新の手順書を受け取れるか
多言語翻訳と、言語ごとのページの作成翻訳を誰がするか
地図・SNSの埋め込み外部サービスの貼り付けと表示の調整スマホでの見え方

機能は「あった方がよさそう」で足していくと、費用がふくらみます。予約が電話で足りているなら予約機能は後回しにする、商品が少ないうちはネットショップではなく問い合わせで受ける、というように、目的に直結するものから順に選んでください。多くの機能は公開後に足すこともできます。

業種によって必要なページと機能が違う

同じページ数でも、業種によって手間のかかるところが違います。工務店なら施工事例の写真と説明、整体院や美容室ならメニューと予約、士業なら業務内容と料金の説明、クリニックなら診療案内と医療広告のルールへの配慮、というように、業種ごとに欠かせない中身があります。広告のルールが決まっている業種では、表現の確認にも時間がかかります。

見積もりを頼むときは、同業者のホームページを2〜3件見て「このページは欲しい」「これは要らない」と印を付けておくと、話が早く進みます。業種ごとに必要なページの早見表は業種別のホームページに必要なページにまとめています。

原稿や写真を誰が用意するかで費用は変わる

見落とされがちですが、金額への影響が大きいのが中身の用意です。制作側が取材して文章を書き、撮影に出向けば、その分の作業が加わります。反対に、依頼する側が文章と写真を用意できれば、その分は見積もりから外れます。

ホームページ制作の費用を抑えるために、自分で写真と原稿のメモを用意する店主のイラスト
文章は完成した原稿でなくても、箇条書きのメモやよく聞かれる質問の一覧があるだけで、制作の負担は減ります。

ただ、全部自分で用意すれば安く済むとは限りません。文章が書けずに公開が何か月も遅れる、スマホで撮った暗い写真ばかりで印象が下がる、といったことも起こります。制作の相談でも「原稿は自分で書くつもりだったが手が止まった」という声はよく聞きます。自分で用意する部分と頼む部分を分けて考えるのが現実的です。

自分で用意しやすい素材と、頼むことを考えたい素材
素材自分で用意しやすいもの頼むことを考えたい場合
基本の情報住所、営業時間、料金表、資格など事実の情報特になし。正確さが大切なので自分で用意する
サービスの説明普段お客さんに話している内容のメモ初めての人向けに書き直したい、強みを言葉にできない
写真店内や商品を明るい時間に撮ったもの人物や施術の様子、トップページの大きな写真
ロゴすでにあるロゴのデータ新しく作りたい、データが残っていない

文章は、完成した原稿でなくても、箇条書きのメモや、お客さんからよく聞かれる質問の一覧があるだけで、制作の負担は大きく減ります。原稿の準備はホームページの文章の書き方、写真はホームページの写真の撮り方と選び方、全体として何を用意すればよいかはホームページ制作に必要なものにまとめています。

公開後にかかる維持費も予算に入れる

ホームページは作って終わりではなく、公開している間ずっとかかるお金があります。制作費だけで予算を組むと、後から思わぬ出費に驚くことになります。何に毎年お金がかかり、止まると何が起きるのかを先に知っておいてください。

公開後にかかる主な費用
費用中身止まるとどうなるか
ドメイン○○.com などのホームページの住所。毎年の更新が要る更新を忘れると、ホームページもメールも使えなくなる
サーバーホームページのデータを置く場所支払いが止まると表示されなくなる
SSL証明書通信を暗号化する仕組み。無料で使えるものもある期限が切れるとブラウザに警告が出る
保守・更新文字や写真の差し替え、WordPressなどの更新、障害への対応情報が古いまま残る。改ざんの危険が高まる
外部サービス予約、ネットショップ、有料のテーマやプラグインなどその機能が止まる

SSL証明書は、Let's Encrypt のように無料で発行している認証局があり(Let's Encrypt よくある質問)、主なレンタルサーバーでも無料で設定できるようになっています。お金そのものより、更新が止まらないように管理することの方が大切です。期限切れなどで警告が出たときの対処は「保護されていない通信」と出る原因と直し方で説明しています。

維持費の全体と抑え方はホームページの維持費の内訳と抑え方で詳しく説明しています。自分で更新するか、更新を任せるかによっても毎月の費用は変わるので、制作を頼む前に「公開後に誰が何を直すか」まで決めておくと、予算の見通しが立ちます。

ドメインとサーバーの名義は自分にしておく

ドメインやサーバーを制作会社の名義で契約すると、連絡が取れなくなったときや乗り換えたいときに、自分だけでは手続きができません。費用を誰が払うかとは別に、契約者の名義が誰になるかを契約前に確かめてください。

ホームページ制作の費用を抑える方法

費用を下げる方法は、作業の量を減らすか、作業の一部を自分で受け持つかのどちらかです。品質を落とさずにできるのは、次のような方法です。

  1. 目的を1つに絞り、最初に作るページを決める(残りは公開後に足す)
  2. 施工事例やメニューなど、同じ型を使い回せる構成にする
  3. テンプレートを土台にして、作り込みはトップページに集中させる
  4. 事実の情報や基本の文章、写真は自分で用意する
  5. 機能は今すぐ必要なものだけにして、後から足す
  6. 確認する人と窓口を1人に決め、修正はまとめて伝える
  7. お知らせなど自分で更新できる部分を増やし、更新を頼む回数を減らす

中でも取り組みやすいのは、1つ目の「最初に作るページを決める」ことです。全部をそろえてから公開しようとすると、ページ数も打ち合わせも増えます。問い合わせや来店に直結するページだけで公開し、反応を見ながら足していく方が、費用も期間も抑えられます。具体的なやり方はホームページを安く作る方法にまとめています。

安くしても削ってはいけない部分

費用を下げても残しておきたいもの

  • スマホでの見え方の確認(スマホで調べる人に読みにくいページは、それだけで離れられてしまう)
  • 電話番号、フォーム、予約ボタンなど、問い合わせまでの道筋
  • SSL(https)の設定と、ドメインとサーバーの名義
  • 公開後に自分で直せるか、直してもらえる先があるか
  • ページのタイトルや説明文など、検索エンジン向けの基本の設定

これらを削ると、制作費は下がっても、問い合わせにつながらない、直すたびに費用がかかる、乗り換えのときに作り直しになる、といった形で負担が後から戻ってきます。安い見積もりを比べるときほど、この5つが含まれているかを確かめてください。

補助金や経理の扱いを考える場合

小規模な事業者向けの補助金の中には、ホームページの制作にかかる費用が対象になるものがあります。ただし、対象になる経費や条件、申請と発注の順番は、公募ごとの要領で決まっています。使う場合は、必ず最新の公募要領を公式サイトで確かめ、申請するかどうかの判断は商工会や商工会議所、専門家に相談してください。考え方はホームページ制作に使える補助金で紹介しています。

制作費や維持費を経理でどう扱うかも、内容によって変わります。ホームページ制作費の勘定科目で考え方を紹介していますが、最終的な判断は顧問の税理士に確認してください。

見積もりを受け取ったら確かめたいこと

いくつかの依頼先から見積もりを取ると、金額だけでなく項目の書き方もばらばらで、比べにくいものです。見るべきなのは合計の金額よりも、何が含まれていて、何が含まれていないかです。

図解・流れ依頼から公開までの流れと、費用が決まるタイミング
  1. 1問い合わせ・相談目的と予算の上限を伝える
  2. 2ヒアリング載せる内容、機能、用意できる素材、公開したい時期を詰める
  3. 3見積もり内訳と納期を確かめる。ここで費用がほぼ決まる
  4. 4契約と素材の準備
  5. 5設計・デザイン・制作途中で確認しながら進める
  6. 6公開前の確認と公開
  7. 7公開後の更新と保守

途中で範囲を広げると、その分の追加費用がかかります。追加になる作業は着手前に知らせてもらうよう、最初に約束しておくと安心です。

見積書で確かめたいこと

  • 項目ごとに作業の中身が書かれているか(「制作一式」だけになっていないか)
  • ページ数と、それぞれのページに何を載せるかが決まっているか
  • デザインの修正は何回まで含まれるか
  • 原稿と写真は、誰が用意する前提になっているか
  • ドメイン、サーバー、SSLの費用と、契約の名義はどうなるか
  • 公開後の更新や保守は含まれるか、別の料金か
  • 納期と、依頼する側が素材を出す期限
  • 追加の作業が出たときに、料金をどう決めるか

「一式」の多い見積もりがすべて悪いわけではありません。ただ、何が含まれるかを聞かないまま契約すると、制作の途中で「それは別料金です」となりがちです。逆に、安い見積もりは作業の範囲が狭いだけということもあります。金額の大小を比べる前に、同じ範囲で比べているかを確かめてください。

相見積もりで同じ条件を伝える

相見積もりを取るときは、どの依頼先にも同じ条件を伝えることが大切です。条件がそろっていないと、出てきた金額の差が、作業の差なのか、受け取った情報の差なのか分からなくなります。最低限、次の5つはメモにして渡すと比べやすくなります。

  1. ホームページの目的と、見てほしい人
  2. 欲しいページと機能
  3. 自分で用意できる素材(文章、写真、ロゴ)
  4. 予算の上限と、公開したい時期
  5. 公開後に誰が更新するか

後から追加の費用になりやすい作業

見積もりの段階で話に出ていなかった作業は、後から追加の費用になりやすいところです。制作の現場でよく話題になるのは、次のような作業です。契約の前に、含まれるかどうかを聞いておいてください。

  • 決まった回数を超えるデザインの修正
  • 公開の直前に増えたページや、差し替えになった原稿
  • 今あるホームページからの文章や画像の移し替え
  • 予約やネットショップなど外部サービスの初期設定
  • 公開後の文字や写真の差し替え

見積書の項目ごとの読み方と、比べるときの注意点はホームページ制作の見積もりの見方で詳しく説明しています。

依頼から公開までの流れと、費用が決まるタイミング

費用は、最初に問い合わせた時点では決まりません。目的と内容を聞き取ったうえで見積もりが出て、制作の途中で範囲が変われば金額も変わります。多くの依頼先で、流れはおおむね次のようになります。

  1. 問い合わせ・相談(目的と予算の上限を伝える)
  2. ヒアリング(載せる内容、機能、用意できる素材、公開したい時期を詰める)
  3. 見積もり(内訳と納期を確かめる。ここで費用がほぼ決まる)
  4. 契約と素材の準備
  5. 設計、デザイン、制作(途中で確認しながら進める)
  6. 公開前の確認と公開
  7. 公開後の更新と保守

途中で範囲を広げる要望が出ると、その分の追加費用がかかります。「追加になる作業は、着手前に知らせてもらう」と最初に約束しておくと安心です。それぞれの段階で依頼する側がやることと、期間の目安はホームページ制作の流れと期間にまとめています。

予算は先に伝えてかまわない

予算を伝えると高く見積もられるのでは、と心配する人もいます。実際には、予算が分かると、その範囲で何を優先するかを提案しやすくなります。上限が決まっているなら、最初に伝えておく方が話は早く進みます。

uparia の料金で見るホームページ制作の費用の例

ここまでの説明を具体的な数字で確かめられるように、例として uparia の料金を載せます。表示はすべて税込です。

uparia の月額プラン(制作費0円・最低契約期間12か月。税込)
プラン月額含まれるもの
ライト2,980円1ページ、テンプレートを活用したデザイン、更新は月1回まで、独自ドメイン・サーバー・SSL・保守込み
スタンダード4,980円10ページまで(ブログは1ページ扱い)、業種に合わせて調整したデザイン、更新は月5回まで、お知らせ機能、SEO初期設定
プレミアム14,800円30ページまで、オリジナルデザイン、更新は月10回まで、予約などの機能、毎月のアクセスレポート

月額プランでは、ドメインを最初からお客様の名義で取得し、管理を uparia が受け持ちます。24か月(2年)続けたら、サイトのデータとドメインの管理を無料でお渡しします。途中でやめる場合もサイトとドメインは持っていけて、移管料は12か月以上24か月未満なら(24 − 続けた月数)× 月額の半額です。12か月目でやめた場合は、ライト17,880円、スタンダード29,880円、プレミアム88,800円になります。12か月未満なら残りの月数分の月額も加わり、ライトを3か月でやめると、9か月×2,980円=26,820円と移管料17,880円で合計44,700円です。

uparia の買い切りプラン(最初から自分のものにしたい方へ。税込)
プラン料金含まれるもの
スタートプラン3万円〜1ページ構成〜、独自ドメイン取得とサーバー代、スマホ対応、お問い合わせフォーム、SEO初期設定
しっかりプラン30万円〜複数ページ、オリジナルデザイン、写真と原稿のご相談、予約・地図・SNS連携
月額保守5,000円/月買い切りで作ったサイトの更新代行、ドメインとサーバーの管理。最低契約期間なし

制作費0円の月額制と買い切りの違いは、お金を払う時期と、サイトが自分のものになる時期です。月額制は最初にまとまったお金がかからず、ドメインやサーバー、保守の費用も月々の支払いにまとまりますが、自分のものになるまでに決まった期間があり、途中でやめると移管料がかかることがあります。買い切りは最初に制作費を払う代わりに、はじめから自分のものになり、公開後の保守を頼むかどうかも選べます。どちらが合うかは、使う予定の年数で総額を出し、公開後の更新を誰がするかまで並べて決めてください。

どちらの形でも、1ページの構成から始めるか、複数ページをオリジナルのデザインで作るかで、金額が変わります。月額プランではページ数とデザインに合わせてプランを選び、11ページ以上やオリジナルデザインはプレミアム(30ページまで)になります。買い切りでページの追加(5,000円〜/ページ)がページ単位のオプションになっているのは、前に書いたとおり、ページが増えるほど作業が増えるからです。原稿の作成(8,000円〜/ページ)や写真撮影(出張)30,000円〜が別の項目になっているのも、原稿や写真が費用を左右することの表れです。

制作実績のページには、実際のご依頼やご相談の内容をもとに uparia が制作したサンプルを載せています。依頼主が特定されないよう、社名や人名、ロゴなどは架空のものに置き換えています。作り込みの度合いと見た目の関係は制作実績で、プランの中身は小さな事業者向けのホームページ制作で確かめられます。

ホームページ制作の費用をさらに詳しく知りたいときの記事一覧

費用についての疑問を、テーマごとに別の記事で詳しく説明しています。気になるところから読んでみてください。

依頼先を選ぶ段階に進んだらホームページ制作会社の選び方を、相談から公開までの段取りを知りたいときはホームページ制作の流れと期間を読むと、次に何をすればよいかが見えてきます。

よくある質問

個人事業主のホームページ作成の費用は、会社より安くなりますか?

事業の形で金額が決まるわけではなく、作るページの数、デザイン、機能、原稿や写真を誰が用意するかで決まります。個人事業主のホームページはページ数が少なく済むことが多いため、結果として費用が小さくなる場合はあります。まずは載せたい内容を書き出してから見積もりを取ってください。

ホームページ制作の費用はいつ支払いますか?

支払いの時期は依頼先によって違います。着手のときに一部、公開のときに残りを払う形もあれば、公開後にまとめて払う形もあります。契約の前に、支払いの時期と方法、途中でやめた場合の扱いを確かめておくと安心です。

見積もりは無料で出してもらえますか?

無料で見積もりを出す依頼先もあれば、詳しい提案書や設計を伴う場合は有料にしている依頼先もあります。問い合わせの段階で、見積もりや提案に費用がかかるかを聞いておくと、後で行き違いになりません。

スマホ対応は追加の費用がかかりますか?

スマホでの表示を標準で含めている依頼先もあれば、別の項目にしている依頼先もあります。見積もりに「スマホ対応」が含まれているか、パソコンとスマホの両方で表示を確かめてから公開してもらえるかを確認してください。

公開した後は毎月どのくらいの費用がかかりますか?

ドメインとサーバーの費用に加えて、更新や保守を任せるかどうかで変わります。自分で更新するなら実費だけで済むこともありますが、文字の差し替えやWordPressの更新、障害の対応を任せる場合は保守の費用がかかります。制作を頼む前に、公開後に誰が何をするかを決めておくと見通しが立ちます。

制作費が安すぎる依頼先は避けた方がよいですか?

安いこと自体が悪いわけではありません。テンプレートの活用や作業の効率化で安くしている依頼先もあります。確かめたいのは、作業の範囲、ドメインとサーバーの名義、公開後の更新の方法、解約するときの条件です。ここがはっきりしていれば、安い依頼先を選んでも困ることは少なくなります。

CONTACT

まず資料で確かめるか、相談して決めるか。

料金プランと制作の流れは資料にまとめています。
自分の場合はどうなるかを知りたいときは、無料相談でお聞かせください。

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