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COLUMN

ホームページのリニューアル費用は何で決まる?内訳と全面か部分かの判断

費用・料金公開日
ホームページのリニューアル費用を考えるため、今のサイトと新しい構成の下書きを見比べる男性のイラスト

この記事でわかること

  • ホームページのリニューアル費用は、変える範囲と今のサイトの状態で決まる
  • 新しく作るときにはない、リニューアルならではの作業と費用の内訳
  • 相場の数字を見るときに確かめたいことと、比べ方
  • 全面リニューアルか部分的な手直しかを決める判断基準
  • 見積書で確かめる8つの項目と、費用を抑える工夫

ホームページのリニューアル費用は、「どこまで変えるか」と「今のサイトがどんな状態か」の2つで決まります。デザインを整えるだけか、構成や機能まで見直すかで作業の量が変わり、原稿や写真、ドメインの管理がそろっているかで準備の手間が変わります。そのため、相場を一つの数字で示すのは難しく、見積もりの中身を比べることが大切です。この記事では、リニューアル費用の内訳、全面的に変えるか部分的に直すかの判断基準、見積書で確かめる項目、費用を抑える工夫を順にまとめます。

ホームページのリニューアル費用は何で決まるか

ホームページのリニューアル費用は、大きく分けて2つの要素で決まります。1つは、どこまで変えるかという範囲です。デザインだけを整えるのか、ページの構成から見直すのか、予約やお知らせなどの機能を足すのかで、作業の量が変わります。

ホームページのリニューアル費用を考える前に、今のサイトのページを残すものと消すものに仕分ける女性のイラスト
残すページと変えるページを分けるところから、リニューアルの作業の量が見えてきます。

もう1つは、今のサイトの状態です。原稿や写真がそのまま使えるか、ドメインやサーバーの管理者が分かっているか、編集画面にログインできるかによって、新しく作る前の準備にかかる手間が変わります。同じ5ページのサイトでも、素材が手元にそろっている場合と、何も残っていない場合では見積もりが違ってきます。

新しく作るときにはない、リニューアルならではの作業

リニューアルには、新しく作るときにはない作業があります。今のサイトの中身を調べること、残すページと消すページを決めること、古いURLから新しいURLへ見に来た人を案内すること(リダイレクト)などです。どれも画面に見える部分ではないため、見積もりの中で見落とされやすいところです。

  • 今のサイトのページ、文章、写真の棚卸し
  • 残すページ、まとめるページ、消すページの仕分け
  • 古いURLから新しいURLへの転送の設定
  • ドメイン、サーバー、メールの契約と管理者の確認
  • 公開の切り替えと、切り替えた後の表示の確認

ホームページのリニューアル費用の内訳

リニューアル費用の内訳は、新しく作るときの内訳に、今のサイトを調べて引き継ぐ作業が加わった形になります。新しく作るときの内訳と依頼先ごとの違いはホームページ制作の費用相場で詳しく説明しているので、ここではリニューアルで増える部分を中心に見ていきます。

図解・内訳ホームページのリニューアル費用の内訳

準備

  • 今のサイトの調査ページの数、問い合わせの経路、使っている仕組みを確かめる
  • 構成の見直し残すページ、まとめるページ、新しいページを決める

作業代

  • デザインテンプレートの調整か、新しく作るか
  • ページの制作原稿の流し込み、スマホでの表示の調整
  • 機能の追加問い合わせフォーム、予約、お知らせなど

移行

  • データの移し替え文章、写真、お知らせの記事を新しいサイトへ移す
  • URLの転送と公開の切り替え古いURLから新しいURLへ案内し、表示を確かめる

実費

  • ドメインとサーバー公開した後も毎年かかる
  • 有料の素材有料のテーマや写真素材を使う場合

新しく作るときの作業代と実費に、今のサイトを調べる準備と、中身を移す作業が加わります。

このうち金額の差が出やすいのは、作業代の中のデザインと機能、移行の中のデータの移し替えです。ページ数が多いサイトや、お知らせ・ブログの記事がたくさんたまっているサイトは、移し替えだけでも手間がかかります。反対に、ページ数が少なく、文章も写真もそのまま使えるなら、移行の作業は小さく済みます。

実費のうち、ドメインとサーバーの費用はリニューアルの後も続きます。公開した後にかかる費用はホームページの維持費にまとめています。見積もりを比べるときは、作るときの費用と、公開した後の費用を分けて並べると全体が見えやすくなります。

ホームページリニューアルの相場が一つに決まらない理由

「ホームページのリニューアルの相場はいくらか」という質問はよく受けますが、一つの数字で答えるのは難しいのが実際です。依頼先によって料金の決め方が違ううえに、同じ「リニューアル」という言葉でも、デザインの張り替えだけを指す場合と、構成から見直す場合があるためです。

ネット上で相場の数字を見かけたら、その金額に何が含まれているかを確かめてください。ページ数、デザインの作り込み、原稿や写真を誰が用意するか、移行の作業が入っているかが書かれていない数字は、自分のサイトに当てはめにくいものです。

リニューアル費用相場をつかむために比べる3つのこと

リニューアルの見積もりを比べるときにそろえる条件
比べること確かめる中身差が出る理由
範囲デザインだけか、構成や機能まで変えるか変える範囲が広いほど作業が増える
量ページ数、移す記事の数、写真の数移し替えと確認の手間が増える
分担原稿、写真、ページの仕分けを誰がするか依頼先に任せる部分が増えるほど費用に入る

相見積もりを取るときは、この3つをそろえた同じ条件で各社に伝えると、金額の差の理由が見えてきます。条件がばらばらのまま金額だけを比べると、安く見えた見積もりに必要な作業が入っていなかった、ということが起きます。見積書の項目の読み方はホームページ制作の見積もりの見方で説明しています。

全面リニューアルか部分的な手直しか、費用で迷ったときの判断

費用を考える前に決めておきたいのが、全面的にリニューアルするか、部分的な手直しで済ませるかです。全部を新しくすれば見た目も仕組みもそろいますが、費用と期間は大きくなります。困っている点が限られているなら、部分的に直す方が合っていることもあります。

図解・比較部分的な手直しと全面リニューアルの違い

部分的に手直しする

  • 困っているページや機能だけを直す
  • 今の仕組みのまま使い続ける
  • 費用と期間を小さくできる

全面的にリニューアルする

  • 構成、デザイン、仕組みをまとめて見直す
  • スマホでの表示や管理のしやすさを一度に整えられる
  • 費用と期間は大きくなる

困っている点が限られているなら手直し、仕組みや構成そのものに問題があるなら全面的な見直しが候補になります。

部分的な手直しで足りやすいケース

  • 営業時間や料金、スタッフの紹介など、情報が古いだけ
  • 問い合わせフォームや地図など、一部の機能だけが動かない
  • トップページの写真や文言を変えたい
  • 今の仕組みで、自分で編集ができている

全面的なリニューアルを考えたいケース

  • スマホで見ると文字が小さい、表示が崩れる
  • 誰も編集画面に入れず、変えたいところを変えられない
  • 事業の中身が変わり、今のページ構成では説明しきれない
  • 作った会社と連絡が取れず、管理の状態が分からない
  • 使っている仕組みが古く、提供元の対応が続いていない

スマホでの表示の問題だけなら、仕組みによっては部分的な対応で済むこともあります。見分け方はホームページのスマホ対応にまとめています。古さのサインを順に確かめたいときは、ホームページが古いと感じたときのサインも参考にしてください。

見積もりから抜けやすい、リニューアルの追加費用

リニューアルの見積もりでは、作る作業の金額は書かれていても、引き継ぎにかかる作業が抜けていることがあります。後から「それは別料金です」とならないよう、次のような作業が含まれているかを先に確かめておくと安心です。

リニューアルで追加になりやすい作業
作業起きやすい場面確かめること
記事やお知らせの移し替えブログやお知らせが長くたまっている何件まで移すか、手作業か
URLの転送の設定ページの住所(URL)が変わる古いURLの一覧と転送先を誰が作るか
ドメインやサーバーの移管今の制作会社が管理している名義と管理者、移す手続きの費用
メールの引っ越し同じドメインでメールを使っているメールの設定も作業に入るか
原稿の書き直しと写真の撮り直し内容が古く、写真も足りない書く人と撮る人、その費用

ページの住所が変わる場合、Google は、古いURLと新しいURLの対応表を作り、サーバー側の恒久的なリダイレクト(301 など)で転送することを勧めています。検索から来ていた人を新しいページに案内するための作業で、ここを省くと、検索結果やブックマークから来た人が「ページが見つかりません」の画面に着いてしまいます(出典: Google 検索セントラル「サイト・ホームページ移行について」)。細かな手順は、Google の公式ページで確かめてから進めてください。

管理者が分からないときは先に確かめる

ドメインやサーバーを前の制作会社が管理していると、移す手続きに時間がかかったり、別に費用がかかったりすることがあります。名義が誰になっているか、ログイン情報が手元にあるかを、見積もりを頼む前に確かめてください。ドメインの基本はホームページのドメインで、連絡が取れない場合の対処はホームページの制作会社と連絡が取れないときで説明しています。

リニューアルの見積書で確かめる8つの項目

見積書を受け取ったら、金額の大きさより先に、何が含まれているかを確かめます。リニューアルの見積書で特に見ておきたいのは、次の8つです。

ホームページのリニューアル費用の見積書を、制作担当者と一緒に1行ずつ確かめる女性のイラスト
金額を見る前に、それぞれの行にどの作業が入っているかを一緒に確かめておくと、後からの追加費用を防げます。

リニューアルの見積書で確かめること

  • ページ数と、それぞれのページの中身が書かれているか
  • デザインがテンプレートをもとにしたものか、新しく作るものか
  • 原稿と写真を誰が用意するか
  • 今のサイトから移す記事や写真の範囲
  • 古いURLからの転送の設定が入っているか
  • ドメイン、サーバー、メールの扱いと、その名義
  • 公開した後の修正が何回まで、いつまで無料か
  • 公開した後の保守の費用と、やめるときの条件

最後の2つは、作るときの金額だけを見ていると抜けやすいところです。公開した直後は細かい直しが出やすく、その後も情報の更新は続きます。契約の前に、公開した後の費用と、やめるときにサイトとドメインを持っていけるかまで聞いておくと、後で困りません。依頼先の比べ方はホームページ制作会社の選び方にまとめています。

ホームページのリニューアル費用を抑える工夫と、削らない部分

リニューアル費用を抑えるには、作業の量を減らすか、依頼先に任せる部分を減らすかのどちらかです。削ってよいところと、削ると後で困るところを分けて考えます。

リニューアル費用を抑える工夫
抑える工夫やり方
ページを絞る見られていないページや、問い合わせにつながっていないページはまとめるか消す
原稿を自分で用意する今の文章を直して渡す。お客さんによく聞かれる質問を書き出しておく
写真を先にそろえる店内や作業の様子を、明るい時間にまとめて撮っておく
テンプレートをもとにするデザインを一から作らず、業種に合う型を調整する
機能を段階的に足す最初は問い合わせフォームだけにし、予約などは反応を見てから考える

削らない方がよい部分

  • 古いURLからの転送の設定(検索やブックマークから来る人を迷わせない)
  • スマホでの表示の確認
  • 問い合わせフォームの送信テスト
  • ドメインとサーバーの名義と管理者の整理

削らない方がよい部分は、どれも公開した後で差が出る作業です。ここを省いて安くしても、問い合わせの取りこぼしや、数年後の管理の混乱という形で負担が戻ってきます。

補助金を使える場合もあります。小規模事業者持続化補助金などでは、ホームページにかかる費用が対象になることがありますが、条件や上限は回ごとに変わるため、公式サイトでその回の公募要領を確かめてください。使い方は小規模事業者持続化補助金でホームページを作るときの注意点で、経理での扱いはホームページの制作費の勘定科目で説明しています。

月額プランで考えるホームページリニューアルの費用

まとまった制作費を一度に用意するのが負担なら、制作費を月々の料金に含める月額プランも選択肢になります。例として uparia の料金を挙げます(税込)。

uparia の料金表(例として掲載。税込。月額プランは制作費0円、最低契約期間12か月)
プラン料金主な中身
ライト月額2,980円1ページ、テンプレートを活用したデザイン
スタンダード月額4,980円10ページまで(ブログは1ページ扱い)、お知らせ(ブログ)機能
プレミアム月額14,800円30ページまで、オリジナルデザイン
スタートプラン(買い切り)3万円〜1ページ構成〜、スマホ対応
しっかりプラン(買い切り)30万円〜複数ページ、オリジナルデザイン

月額プランは制作費0円で、最低契約期間は12か月です。24か月(2年)続けるとサイトのデータとドメインの管理を無料でお渡しし、途中でやめても移管料(式で決まります)でサイトとドメインを持っていけます。月額と買い切りの向き不向きはホームページの月額制のデメリットで比べています。

リニューアルの進め方はホームページリニューアルの依頼のページに、これまでに作ったサイトは制作実績にまとめています。

ホームページのリニューアル費用で迷ったら、最初に確かめること

ホームページのリニューアル費用は、変える範囲と今のサイトの状態で決まります。見積もりを頼む前に次のことを書き出しておくと、手直しで済むのか全面的に変えた方がよいのかを判断しやすくなり、見積もりも比べやすくなります。

ホームページのリニューアル費用の見積もりを頼む前に、今のサイトで困っていることを書き出す男性のイラスト
困っていることと残したいものを先に書き出しておくと、見積もりの条件をそろえやすくなります。

見積もりを頼む前に書き出すこと

  • 今のサイトで困っていることを3つまで
  • 残したいページと、なくてもよいページ
  • ドメイン、サーバー、メールの名義と、ログイン情報があるか
  • 原稿と写真を自分で用意できるか
  • リニューアルした後に、見た人にしてほしいこと(問い合わせ、予約など)

この5つが書ければ、どの依頼先にも同じ条件で相談でき、金額の差の理由も見えやすくなります。進める順番はホームページリニューアルの進め方で、問い合わせが増えないことが悩みならホームページで集客できない原因もあわせて読んでみてください。

uparia のリニューアルは、今のサイトの見直しから始めます。どこまで変えるかが決まっていない段階でも、ホームページリニューアルの依頼のページから無料相談をお申し込みいただけます。

よくある質問

ホームページのリニューアルにはどれくらいの期間がかかりますか?

変える範囲と、原稿や写真がそろっているかで変わります。部分的な手直しなら短く済むことが多く、全面的なリニューアルでは構成の見直しと移行の作業がある分、期間が長くなります。素材の準備に時間がかかることが多いので、その期間も見込んで予定を立ててください。

今使っているドメインは、リニューアルした後もそのまま使えますか?

多くの場合は使えます。ただし、ドメインの名義が前の制作会社になっている、管理画面に入れないといった場合は、移す手続きが先に必要です。名義と管理者を確かめておくと、見積もりの段階で話が早く進みます。

前に作った会社とは別のところにリニューアルを頼めますか?

頼めます。そのときは、ドメインやサーバーのログイン情報と、今のサイトの原稿や写真のデータが手元にあるかを確かめてください。デザインや仕組みは引き継げないこともあり、その場合は新しく作る前提で見積もりが出ます。

リニューアルすると検索の順位は下がりますか?

下がるとも上がるとも言い切れません。ページの住所が変わる場合は、古いURLから新しいURLへの転送を設定しておかないと、検索から来ていた人が迷ってしまいます。残すページの中身を大きく削らないことも大切です。

リニューアルの費用は経費として扱えますか?

経費としての扱いは、リニューアルの中身や金額によって変わります。判断に迷うときは、国税庁の公式サイトで確かめるか、顧問の税理士に相談してください。勘定科目の考え方は、費用・料金のカテゴリの別の記事でまとめています。

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