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COLUMN

ホームページを無料で作成するには?サービスの比較と無料の限界

自分で作る・ツール公開日
ホームページを無料で作成するサービスのテンプレートを選ぶ花屋の店主のイラスト

この記事でわかること

  • ホームページを無料で作成できる仕組みと、無料で済む範囲
  • 主な作成サービスの無料プランの違い(各社の公式情報で確認)
  • 目的に合うサービスの選び方と、無料のデメリット
  • 無料で作るときの手順と、有料や依頼を考えたい場面
  • 自分で作る場合と頼む場合の公平な比べ方

ホームページは、作成サービスの無料プランを使えば、費用をかけずに作成して公開できます。ただし、無料で使えるのは基本の機能までで、多くのサービスではページに広告が表示され、URLにサービス名が入ります。広告を消す、独自ドメインを使う、機能を増やすといったことは有料プランになるのが一般的です。この記事では、主なサービスの無料プランの違いを各社の公式情報で確かめたうえで、選び方、無料のデメリット、作る手順、無料のままにしない方がよい場面を、作る側の立場から順に説明します。

ホームページは無料で作成できるが、無料の範囲には限りがある

ホームページを無料で作れるのは、作成サービスが無料プランを入り口として用意しているからです。テンプレートを選び、文字と写真を入れ替えれば、サービスが用意したURLで公開できます。そのうえで、広告の非表示や独自ドメインの接続、使える機能の追加を有料プランにしているサービスが多く見られます。

ホームページを無料で作成するために、作成サービスのテンプレートを見比べる店主のイラスト
テンプレートを選んで文字と写真を入れ替えるところまでは、無料プランでも進められます。

つまり、無料で始めること自体はできますが、「ずっと無料のまま、事業用として不足なく使える」とは限りません。どこまでが無料で、どこからお金がかかるのかを先に知っておくと、作り始めてから慌てずに済みます。

無料で済むものと、お金か時間がかかるもの

無料プランで済むものと、別にお金か時間がかかるもの
区分主なもの補足
無料で済むことが多いテンプレート、編集画面、サービスのURLでの公開サービスによって使える機能の範囲が違う
有料プランになりやすい広告の非表示、独自ドメインの接続、容量やページ数の追加多くのサービスで有料プランの機能として案内されている
別に費用がかかる独自ドメインの取得と更新、有料の素材ドメインはサービスとは別の会社で取ることもある
自分の時間で払う文章を書く、写真を撮る、スマホでの確認、公開後の更新無料でも有料でも、この部分はなくならない

表の最後の行は見落とされがちです。サービスの利用料が無料でも、文章を考え、写真を撮り、公開した後に情報を新しく保つ時間は自分が出すことになります。お金の負担と時間の負担を分けて考えると、無料で作るかどうかを判断しやすくなります。

無料ホームページは簡単に作れるのか

画面の操作は、以前と比べてずいぶん簡単になりました。ドラッグで写真を置き、文字をクリックして書き換えるだけで形になります。ただ、操作が簡単なことと、見た人に伝わるホームページが簡単にできることは別です。手が止まりやすいのは、何を載せるかを決めるところと、文章を書くところです。つまずきやすい場面と、頼んだ方がよい境目はホームページを自分で作るのは難しいかで詳しく説明しています。

無料で使えるホームページ作成サービスの比較

主な作成サービスの無料プランを、各社の公式ページとヘルプで確かめて並べました。料金とプランの中身は変わることがあるため、金額は載せず、確かめた内容と公式ページへのリンクだけを書いています。内容は記事の更新日に確認したものです。使う前に、必ず各社の公式ページで最新の情報を確かめてください。

主な作成サービスの無料プランの違い(各社の公式情報で確認)
サービス無料プランで確かめられたこと向いている使い方
Wix無料のURLは「wixsite.com」を含む形。無料サイトには上部にWixのバナー広告が出る。独自ドメインの接続と広告の削除は有料プラン(Wix ヘルプ)テンプレートから自由に配置して作りたい
Jimdo(ジンドゥー)無料のFreeプランがある。無料プランではフッターに広告が出て、独自ドメインは有料プランで使う(Jimdo 料金プラン)ページ数の少ないシンプルなサイト
ペライチフリープランで公開できるページ数が0になり、公開には有料プランが要ると公式に案内されている(ペライチ お知らせ)有料プランで1ページの案内や申込みページを作る
StudioFreeプランで公開すると画面左下にStudioのバナーが出る。バナーの非表示と独自ドメインは有料プラン。編集はパソコンのブラウザで行う(Studio 料金プラン)デザインの見た目にこだわりたい
GoogleサイトGoogleアカウントで作成できる。独自ドメインは、別の登録事業者で取ったものを接続するか、Google Workspace を通じて用意する(Google サイト ヘルプ)まずは簡単な案内を早く出したい
WordPressソフトはオープンソースで自由に使えるが、自分のサイトとして公開するにはサーバー(ホスティング)を用意する(WordPress 日本語)長く育てたい、機能を足していきたい

表のとおり、「無料」といっても、広告の出方、URL、公開できる量、編集できる環境はサービスごとに違います。一つひとつの特徴と、作る前に知っておきたいことは、Wixでホームページを作る前に知っておきたいこと、STUDIOとジンドゥーの違いと選び方、ペライチの特徴と向いている人、Googleサイトで作れるもの、WordPressでホームページを作る手順で詳しく説明しています。

このほか、デザインツールのサイト機能を使う方法はCanvaのホームページ作成の使いどころで、AIに文章や構成の下書きを作らせる方法はAIを使ったホームページ作成でできることで紹介しています。

表の外で見ておきたい、困ったときの調べやすさ

機能の違いと同じくらい大切なのが、困ったときに自分で解決できるかどうかです。日本語のヘルプがそろっているか、使っている人が多く情報を探しやすいか、問い合わせの窓口が無料プランでも使えるかを見ておいてください。例えばStudioの料金プランの表では、プランごとのサポートの範囲が分けて書かれています。自分で調べて進めるのが苦手な方ほど、この点で選ぶと途中で止まりにくくなります。

ホームページビルダーは無料で使えるか

「ホームページビルダー」で調べる方には、二通りの意味が混ざっています。一つは、ジャストシステムの「ホームページ・ビルダー」という製品で、パソコンにインストールして使う有料のソフトです。製品ページには無料版の案内はありません(ジャストシステム ホームページ・ビルダー)。もう一つは、ブラウザで作るWixやJimdoのような作成サービスをまとめて「ビルダー」と呼ぶ使い方で、無料プランがあるのはこちらです。

パソコンのソフトで作る場合は、作ったファイルを置くサーバーとドメインを別に用意する必要があります。無料のサーバーを使う前に確かめたいことはホームページの無料サーバーにまとめています。

無料のホームページ作成サービスのおすすめの選び方

どのサービスがおすすめかは、作るものと、公開した後に誰がどう使うかで変わります。人気や評判で選ぶより、自分の目的に合うかで選ぶ方が、後から乗り換える手間を減らせます。

目的ごとに、サービスを選ぶときに見る点
目的選ぶときに見る点気をつけたいこと
お店や教室の場所と営業時間を知らせたい1〜数ページで足りるか、地図と電話のボタンを置けるかスマホで見たときの読みやすさ
問い合わせや予約を受けたいフォームの機能、通知メールの届き方、外部の予約サービスとつなげるか無料プランでフォームの機能が限られていないか
見た目にこだわった名刺代わりのサイトテンプレートの質、細かい配置の自由度編集できる環境(パソコンだけか)
ブログやお知らせを続けて増やしたい記事を書く機能、ページ数や容量の上限上限に届いたときの費用
将来は機能を足して大きくしたい有料プランへの切り替えやすさ、ほかへの移しやすさ最初のサービスに長くしばられないか

サービスを決める前に確かめること

  • 無料プランで広告がどこにどう出るか
  • URLにサービス名が入るか、独自ドメインは有料か
  • 公開できるページの数や容量に上限があるか
  • 問い合わせフォームが無料で使えるか、届いたメールをどこで受け取るか
  • スマホからも編集できるか、パソコンだけか
  • 有料プランに上げたとき、どの機能にいくらかかるか(公式ページで確認)
  • やめるとき、文章や画像を持ち出せるか

迷ったら、候補を2つにしぼり、それぞれで1ページだけ試しに作ってみるのが早道です。編集画面の使いやすさは、説明を読むより触った方が分かります。ただし、試すときも文章と写真は先に用意しておいてください。中身がないまま触ると、テンプレートの見本の印象で選んでしまいがちです。

使う人がパソコンを持っていない場合

スマホしか使わない方は、編集がスマホでできるかを最初に確かめてください。例えばWixはアプリやスマホのブラウザから新しいサイトを作れると案内しています(Wix ヘルプ)。一方、Studioは編集をパソコンのブラウザで行うサービスで、タブレットやスマホでは編集できないとしています(Studio ヘルプ)。スマホで作るときの進め方はホームページの作り方でも説明しています。

ホームページを無料で作るデメリットと限界

無料プランは、試しに作る、まず形にしてみる、という使い方には十分です。一方で、事業のホームページとして長く使うなら、次のような限界があることを知っておいてください。

無料で作成したホームページをスマホで確かめ、上部の広告の表示に気づいて困る事業者のイラスト
無料プランでは、サービスの広告やバナーがページに表示されることが多くあります。公開した後に自分のスマホで確かめておくと安心です。

広告なしの無料ホームページは作れるか

主な作成サービスでは、無料プランのまま広告やバナーを消すことはできません。公式の案内では、Wixは無料サイトの上部にバナー広告とブラウザのタブにWixのアイコンが出て、消すには有料プランが必要としています。Studioも、Freeプランで公開したサイトの左下にバナーが出て、非表示にするには有料プランが必要です。Jimdoも無料プランではフッターに広告が出ると案内しています。

広告を出さずに公開したい場合は、有料プランにするか、WordPressのように自分でサーバーを用意して作る方法になります。後者は広告こそ出ませんが、サーバーとドメインの費用がかかり、ソフトの更新も自分の仕事になります。

URLにサービス名が入る

無料プランのURLは、サービス名を含む長い形になります。名刺やチラシに載せにくく、メールアドレスも自分の名前のものを作れません。後から独自のURLに変えると、それまでに配ったチラシや、SNSに貼ったリンクを直す手間が出ます。事業で長く使うつもりなら、最初から独自ドメインにしておく方が後の手間は少なくなります。取り方と費用はホームページのドメインの取り方で説明しています。

使える機能や公開できる量に上限がある

無料プランには、ページの数、容量、フォームの回答の閲覧件数、アクセス解析の期間などに上限が設けられていることがあります(例: Studio の料金プラン)。始めたばかりのうちは困らなくても、お知らせや施工事例を増やしていくと、ある日上限に届きます。上限と、その先の費用を最初に確かめておいてください。

サービスの決まりが変わると影響を受ける

無料プランの中身は、サービス側の判断で変わります。例えばペライチは、フリープランで公開できるページ数を0にし、公開を続けるには有料プランへの変更が必要になると案内しました(ペライチ お知らせ)。無料のまま使っていたページは、手続きをしないと公開されなくなります。無料プランに頼り切ると、こうした変更のたびに対応が必要になります。

ほかへの引っ越しは作り直しになりやすい

作成サービスで作ったページは、そのサービスの中で動く作りになっています。別のサービスや、制作会社が作るホームページに移るときは、デザインを持ち出せず、文章と画像を移して作り直すことがほとんどです。手直しの相談でも「作成サービスから移りたい」という声はよく聞きます。いずれ移る可能性があるなら、文章と写真は手元にも残しておいてください。

無料で始めるときに、後で困らないためにしておくこと

無料で始めるときにしておきたいこと

  • 書いた文章と使った写真を、サービスの中だけでなく手元のパソコンにも保存しておく
  • 登録したメールアドレスとパスワードを、事業の資料と一緒に控えておく(担当が変わっても分かるように)
  • 問い合わせフォームの通知が届くメールアドレスを、普段見ているものにしておく
  • 有料プランに上げたときの費用と、独自ドメインに切り替える手順を一度読んでおく
  • サービスからのお知らせメールを受け取る設定にし、プランの変更を見落とさないようにする

どれも数分でできることですが、やっていないと、サービスの決まりが変わったときや、別の人に引き継ぐとき、制作を頼むときに手間が大きくなります。とくに文章と写真の控えは、どの道に進んでもそのまま使える財産になります。

検索で見つけてもらえるかは、無料か有料かでは決まらない

無料のホームページだから検索に出ない、ということはありません。Google は、ページの内容が分かるタイトルを付けることなどを勧める一方で、上位に表示される秘訣はないとしています(出典: Google 検索セントラル「SEO スターター ガイド」)。大切なのは、探している人の疑問に答える中身があるかどうかです。

無料でホームページを作成するときの手順

無料で作ると決めたら、サービスを開く前に中身を固めるのが近道です。次の順番で進めると、途中で手が止まりにくくなります。

図解・流れ無料でホームページを作成するときの手順
  1. 1目的と見てほしい人を決める見た人に最後にしてほしいことを1文で書く
  2. 2載せるページを決めるトップ、メニューや料金、会社概要、問い合わせなど
  3. 3文章と写真を先にそろえるよく聞かれる質問のメモから書き起こす
  4. 4サービスを選んで作る候補を2つにしぼり、試してから決める
  5. 5スマホで確かめ、フォームを試す自分で送ってメールが届くかを見る
  6. 6公開して、情報を新しく保つ営業時間や料金が変わったらすぐ直す

サービスを選ぶのは、文章と写真がそろってからで十分です。中身が先にあれば、テンプレートに流し込むだけで形になります。

載せるページと文章を先に決める

小さな事業者のホームページなら、トップ、サービスやメニューと料金、お店や会社の紹介、アクセス、問い合わせ、の5つほどで足りることが多いです。必要なページと並べ方はホームページの構成に、個人事業主の場合の載せる内容の例は個人事業主のホームページの例に、会社やお店の紹介ページの書き方は会社概要の書き方にまとめています。

文章は、完成した原稿でなくてもかまいません。お客さんからよく聞かれる質問と、その答えを箇条書きにするところから始めると、手が止まりにくくなります。書き方の手順はホームページの文章の書き方で説明しています。

写真をそろえ、問い合わせの受け口を作る

テンプレートの見本がきれいに見えるのは、写真がよいからです。店内、商品、作業の様子、人物など、必要な写真を一覧にしてから、明るい時間にまとめて撮ってください。撮り方と、使ってよい写真の決まりはホームページの写真の撮り方と選び方にあります。問い合わせフォームは、置くだけでなく、自分で何度か送ってみて、通知が届く先を確かめます。作り方は問い合わせフォームの作り方で説明しています。

公開する前にスマホで見て確かめる

作った本人がパソコンでしか見ていない、ということはよくあります。文字が小さすぎないか、写真がはみ出していないか、電話のボタンを押すと電話がかかるかを、自分のスマホで確かめてください。崩れていたときの直し方はホームページのスマホ対応で説明しています。

無料のままでも足りる場合と、有料プランや依頼を考えたい場合

無料で作ることが悪いわけではありません。目的と事業の段階によっては、無料で十分な場合もあります。大切なのは、自分の状況がどちらに近いかを見分けることです。

図解・比較ホームページを無料のまま使うか、有料や依頼を考えるか

無料のままでも足りやすい

  • 開業前や副業で、まず形にして反応を見たい
  • 載せる内容が少なく、1〜数ページで足りる
  • 問い合わせは電話やSNSで受けている
  • 文章と写真を自分で用意する時間がある

有料プランや依頼を考えたい

  • ホームページから問い合わせや予約を受けたい
  • 名刺やチラシに載せ、長く同じURLを使いたい
  • 業種の広告のルールに沿って表現を確かめたい
  • 更新する人がいない、文章と写真をそろえる時間がない

左に当てはまるなら無料で始めて問題は少なく、右に当てはまる項目が多いほど、有料プランか制作の依頼を考える意味が大きくなります。

頼んだ方がよい条件

次のような場合は、無料で自分で作るより、制作を頼む方が結果として早く、手間も少なく済むことが多いです。

  • ホームページから予約や問い合わせを受けることが、売上に直結している
  • 医療、士業、不動産など、広告の表現に決まりがある業種で、表現の確認に自信がない
  • サービスの種類が多く、1ページでは伝えきれない
  • 作ったあとに更新する人がいない、または更新の時間が取れない
  • 作り始めて数か月たっても公開できていない
  • 独自ドメインのメールアドレスやフォームの設定を、自分でする自信がない

反対に、上の条件に当てはまらないなら、最初から大きな費用をかける必要はありません。まず無料で小さく公開し、反応を見てから有料プランに上げる、あるいは作り直しを頼む、という順番も十分に成り立ちます。作成サービスを使わずに、HTMLで一から作る道もあり、その手順はHTMLでホームページを作る方法で紹介しています。

有料プランに上げるか、制作を頼むかの分かれ目

無料では足りないと分かったとき、次の選択は「同じサービスの有料プランに上げる」か「制作を頼む」かです。困っていることが広告やURL、容量のように、お金を払えば解決するものなら、有料プランに上げるのが手軽です。一方で、困っていることが「何を書けばよいか分からない」「見た人が問い合わせてくれない」「更新が続かない」のように中身や運用の問題なら、プランを上げても解決しません。この場合は、構成や文章を一緒に考えてくれる依頼先に相談する方が近道です。

自分で作る場合と頼む場合を公平に比べる

費用だけで比べると、無料で自分で作る方が有利に見えます。けれども、時間や公開後の手間、問い合わせにつながるかまで並べると、見え方が変わります。主な違いを並べると次のとおりです。

ホームページを無料で自分で作るか頼むかを、ノートに書き出して話し合うカフェの夫婦のイラスト
お金の負担と時間の負担を並べて書き出すと、自分で作るか頼むかを決めやすくなります。
無料のサービスで自分で作る場合と、制作を頼む場合の違い
比べる点無料のサービスで自分で作る制作を頼む
出ていくお金小さい。必要に応じて有料プランやドメインの費用制作費がかかる。維持費は依頼先と内容で変わる
かかる時間文章、写真、操作、確認まで自分の時間を使う打ち合わせと素材の用意、確認の時間が中心
仕上がりテンプレートの範囲。自分の工夫しだい目的に合わせた構成とデザインを相談できる
公開後の修正思い立ったときにすぐ自分で直せる自分で直せる仕組みにするか、修正を頼む
困ったときヘルプを読んで自分で調べる依頼先に相談できる
決まりの変更サービスの仕様変更の影響を直接受ける依頼先の体制と契約しだい

どちらが得かは、自分の時間をどれだけ使えるかで変わります。慣れない作業に何十時間もかかりそうなら、その時間を本業に使う方がよいこともあります。頼む場合の費用の決まり方はホームページ制作の費用相場に、依頼先の見極め方はホームページ制作会社の選び方にまとめています。

無料で作る場合と頼む場合の費用の考え方

無料で作る場合も、事業で使うなら、まったく費用がかからないとは限りません。広告を消す、独自ドメインを使う、ページを増やすとなれば有料プランになり、ドメインの更新費もかかります。比べるときは、サービスの月額や年額を、使う予定の年数で足した金額で考えてください。

  • 無料のまま使う: 出ていくお金はほぼない。広告とサービス名入りのURLを受け入れる
  • 有料プランにする: サービスの月額か年額に、独自ドメインの更新費を足す
  • 自分でサーバーを借りてWordPressなどで作る: サーバーとドメインの費用に、ソフトの更新の手間が加わる
  • 制作を頼む: 制作費に、公開後の保守を頼むならその費用を足す

どの形でも、使う予定の年数で総額を出し、そこに自分の作業時間をどれだけ使うかを書き添えると、同じ物差しで比べられます。金額の差だけでなく、手間の差も並べてみてください。

頼む場合の例として、uparia の料金を載せます。月額プランは制作費0円で、いちばん小さいライトは月額2,980円(税込)です。1ページの構成で、独自ドメイン、サーバー、SSL、保守、スマホ対応、お問い合わせフォームを含み、最低契約期間は12か月、2年続けるとサイトとドメインが自分のものになります。最初から自分のものにしたい方には、買い切りのスタートプラン3万円〜(税込)と、買い切りのサイト向けの月額保守5,000円/月(税込・最低契約期間なし)もあります。プランの中身は小さな事業者向けのホームページ制作で確かめられます。

無料のサービスで作りかけたページや、書きためた文章、撮った写真は、頼むときにもそのまま材料になるので無駄にはなりません。まず自分で作ってみて、途中から形にするところだけを頼むという分け方もできます。

無料のホームページ作成をさらに詳しく知るための記事一覧

自分で作るときの疑問を、テーマごとに別の記事で詳しく説明しています。気になるところから読んでみてください。

よくある質問

無料で作ったホームページを商用で使ってもよいですか?

商用で使えるかどうかと、その条件は、サービスごとの利用規約とプランの説明で決まっています。物の販売や決済を伴う使い方は、有料プランの機能になっていることもあります。お店や会社の案内に使う場合も、使い始める前に各サービスの利用規約を確かめてください。

無料プランから有料プランに途中で切り替えられますか?

主な作成サービスでは、作ったサイトをそのまま有料プランに切り替えられます。切り替えた後に独自ドメインを接続したり、広告を消したりできます。ただし、有料プランをやめると無料の状態に戻り、独自ドメインが外れる、ページが非公開になるといった扱いになるサービスもあるため、やめるときの条件も確かめておくと安心です。

無料のホームページでもGoogleの検索に出ますか?

無料か有料かで検索に出るかどうかが決まるわけではありません。公開してから検索結果に出るまでには時間がかかることがあります。ページごとに内容の分かるタイトルを付け、探している人の疑問に答える文章を載せることが大切です。

無料のホームページ作成サービスが終了したら、作ったページはどうなりますか?

サービスが終わる、またはプランの中身が変わると、ページが公開できなくなることがあります。多くの場合、デザインはほかへ持ち出せないため、文章と画像を移して作り直すことになります。作った文章と写真は、サービスの中だけでなく手元のパソコンにも残しておいてください。

無料で作ったホームページを、後から制作会社に直してもらえますか?

作成サービスで作ったページの手直しを受ける依頼先もあれば、作り直しを勧める依頼先もあります。サービスの中で直せる範囲には限りがあるため、どこまで直したいかを伝えて相談してください。作りかけのページや書いた文章は、作り直す場合でも材料になります。

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