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COLUMN

ホームページが古いと感じたら確かめる7つのサインと直す優先順位

更新・保守・トラブル公開日
ホームページが古いと感じて、ノートパソコンで自分のサイトを見ながら直す順番を考えるお店の人のイラスト

この記事でわかること

  • ホームページが古いと見られる7つのサインと確かめ方
  • 古いホームページが、見た人に与える印象
  • ホームページを放置したときに起きること
  • 直す優先順位と、自分で直せる範囲・頼む範囲
  • 一部を直すか、全体を新しくするかの判断の目安

ホームページが古いと、見た人は「このお店は今も営業しているのか」「書いてある料金は正しいのか」と不安になり、問い合わせの前に離れてしまうことがあります。直す順番は、見た目より先に、間違った情報、見られない・危ない状態、スマホでの読みやすさ、の順です。この記事では、古く見える7つのサイン、放置したときに起きること、直す優先順位、自分で直せる範囲と頼む範囲、全体を新しくするかの判断の目安を、作る側の目線で説明します。

ホームページが古いと見られる7つのサイン

「古い」と感じる理由は、デザインだけではありません。制作する側として今のホームページを見せていただくとき、最初に気になるのは情報の古さで、次が見る環境に合っていないところです。自分のホームページを、初めて来た人のつもりで開き、次の7つを確かめてください。

自分のホームページが古いかどうかを、ノートパソコンとスマホで開いて確かめるお店の人のイラスト
初めて来た人のつもりで、パソコンとスマホの両方で全部のページを開いてみます。
ホームページが古いと見られる7つのサイン
サイン確かめ方見た人の受け取り方
営業時間、料金、メニューが昔のまま今の店頭の表示や料金表と1つずつ見比べる書いてあることを信じてよいか迷う
お知らせやブログが長く止まっている最後の投稿がいつかを見る今も営業しているのか分からない
スマホで文字が小さく、横にずれる自分のスマホで全部のページを開く読みにくくて閉じてしまう
アドレスバーに「保護されていない通信」と出るパソコンの Chrome で開き、アドレスバーの表示を見る名前や電話番号を入れてよいか不安になる
動かない部分や、切れたリンクがある地図、動画、ボタン、外部へのリンクを順に押す管理されていないと感じる
画像が小さく粗い、今の店や人と違う外観、スタッフ、商品の画像を今の様子と比べる来てみたら違った、と感じる
問い合わせフォームが届くか分からない自分あてに送ってみて、通知が届くかを見る送っても返事が来ない

見た目の古さより、情報の古さが先に伝わる

デザインの流行は移り変わりますが、見た人がまず気にするのは、自分の知りたいことが正しく書いてあるかどうかです。見た目が少し昔風でも、営業日や料金が今のものなら、用は足ります。反対に、きれいなデザインでも、お知らせが何年も前で止まっていれば、営業しているのかを疑われます。

ページの一番下にあるコピーライトの年が古いことに気づく人もいますが、これは古さの目安の1つにすぎません。7つのうち、上の4つと最後のフォームに当てはまるものがあれば、見た目より先に手を付けたいところです。

古いホームページが見た人に与える印象

ホームページを開く人の多くは、来店や問い合わせの前に、何かを確かめるために見ています。そこで情報が古いと、次のように受け取られることがあります。

  • 今も営業しているのか、移転や閉店をしていないのかが分からない
  • 料金やメニューが今も同じか分からず、電話で確かめる手間がかかる
  • 問い合わせをしても、返事が来ないのではと思う
  • 同じ地域で比べたほかのお店のほうが、今の様子が分かって安心できる

どれも、見た人がわざわざ伝えてくれることはほとんどありません。問い合わせが減っても、ホームページが原因だと気づきにくいのが、古いホームページの困るところです。

最初に見られるところだけでも今の情報にする

検索結果や地図アプリから来た人は、トップページの上の方と、営業時間、料金、アクセスのページを見て判断することがよくあります。制作の打ち合わせでも、最初に直すのはこの部分です。ここが今の情報になっていれば、ほかのページが少し古くても、見た人が困る場面は減ります。

書く人がいないお知らせ欄は、形を変えることも考える

書く人がいないのにお知らせ欄をトップページに残すと、最後の日付がそのまま古さの目印になります。続けられない場合は、トップページから外すか、よくある質問や季節ごとの案内のように、書き換える回数の少ない形に変えることも考えてください。

ホームページを放置すると起きること

見た目や情報の古さに加えて、長く手を入れていないホームページでは、見えないところでも問題が積み重なります。起きやすいことを3つに分けて説明します。

ホームページを放置したため、古い情報を見たお客様からの電話に困る店主のイラスト
古い情報のままだと、お客様とのずれを電話で説明する手間が増えます。

古い情報のまま、お客様とのずれが起きる

前の料金のつもりで来店された、定休日を変えたのに前の曜日に来られた、もう出していないメニューを頼まれた、といったずれが起こります。説明する手間が増えるうえ、お客様にも気まずい思いをさせてしまいます。

見られない、危ない状態になる

  • ドメインやサーバーの支払いが止まり、ホームページそのものが表示されなくなる
  • SSL証明書の期限切れや未設定で、「保護されていない通信」や警告の画面が出る
  • WordPress やプラグインを古いまま使い続け、知られている弱点を突かれて書き換えられる
  • Flash で作った部分が表示されず、空白のままになる

Chrome のヘルプでは、「保護されていない通信」はサイトがプライベート接続を使っていない状態で、送受信される情報が何者かに見られたり変更されたりするおそれがあると説明されています(出典: Google Chrome ヘルプ「サイトの接続が安全かどうかを確認する」)。表示が出る原因と直し方は「保護されていない通信」の原因と直し方にまとめています。

Flash については、アドビが Flash Player のサポートを終了し、Flash コンテンツの実行をブロックしています(出典: アドビ「Adobe Flash Player サポート終了」)。トップページの動きやメニューに Flash を使っていたホームページは、その部分が見られなくなっていることがあります。

検索で見つけてもらいにくくなる

Google は、インデックス登録とランキングに、スマートフォン用のエージェントで取得したモバイル版のコンテンツを使うと説明しています(出典: Google 検索セントラル「モバイルサイトとモバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法」)。スマホで見たときに文字や情報が欠けていると、その状態で扱われることになります。

また Google は、ページの体験を見直す問いとして、安全な方法で配信されているか、モバイル端末で適切に表示されるか、などを挙げつつ、順位はさまざまな要素で評価されると説明しています(出典: Google 検索セントラル「ページ エクスペリエンスが Google 検索の検索結果に与える影響について」)。直したから順位が上がるとは限りませんが、来た人が困らない状態にしておくことが前提になります。

古いホームページを直す優先順位の決め方

気になるところが多いと、どこから手を付ければよいか迷います。制作する側として相談を受けるときは、見た目より先に、お客様に迷惑がかかるところから順に直します。

図解・流れ古いホームページを直す順番
  1. STEP01間違った情報を直す営業時間、定休日、料金、住所、電話番号、メニュー
  2. STEP02見られない状態を直す警告の表示、表示されないページ、届かないフォーム、切れたリンク
  3. STEP03スマホで読めるようにする文字の大きさ、横のずれ、押しにくいボタン
  4. STEP04見た目と中身を整える画像の差し替え、文章の見直し、デザイン

上の段ほど、放っておくとお客様に迷惑がかかります。1つ目と2つ目は、見た目を変える前に片付けます。

直す順番と、急ぐ理由
順番直すところ急ぐ理由
1つ目営業時間、料金、連絡先などの情報来店や問い合わせのずれが、そのままお客様の迷惑になる
2つ目警告の表示、表示されないページ、フォーム見た人がページに入れない、連絡できない
3つ目スマホでの読みやすさスマホで見る人が読めずに離れる
4つ目画像、文章、デザイン今の様子が伝わらない。ただし急ぎではない

4つ目の見た目は、最後で構いません。ただし、1つ目から3つ目までの作業が多い場合は、一部ずつ直すより、全体を新しく作ったほうが早く済むことがあります。その判断は後の見出しで説明します。

急ぐかどうかは、見た人が困るかで決める

迷ったら、その古さで見た人が何か困るかを考えます。困るなら急ぎ、困らないなら後回しで構いません。たとえば、コピーライトの年が古くて困る人はまずいませんが、定休日が違えば、来店した人が困ります。

古いホームページを自分で直せる範囲と頼む範囲

どこまで自分で直せるかは、管理画面に入れるかどうかと、作業の中身で決まります。まず、ホームページの作りと、ログインできるかを確かめてください。

自分で直す前に確かめること

  • 管理画面(WordPress や、Wix などの作成サービス)にログインできる
  • ドメインとサーバーの契約先と、契約の名義が分かる
  • 作った会社やフリーランスと、今も連絡が取れる
  • 作業の前に、今の状態を残しておける(バックアップや画面の保存)
作業ごとの、自分で直せる範囲と頼んだほうがよいとき
作業自分で直せること頼んだほうがよいとき
営業時間や料金などの文字管理画面に入れれば、文章の書き換えで直せるHTML を直接書き換える作りで、触るのが不安
画像の差し替え同じ大きさの画像に入れ替えるだけならできる画像の大きさや並べ方まで変えたい
切れたリンク、届かないフォームリンク先の書き換えはできることが多いフォームの送信先やサーバーの設定が関わる
警告の表示、表示されないページサーバーの管理画面に入れて、手順が分かる場合管理画面に入れない、設定を間違えるとページが開かなくなる
スマホで読めない作成サービスのテンプレートなら、設定で直せることもある古い作りで、ページごとに作り直す必要がある

管理画面に入れない場合は、自分では直せません。作った会社に連絡し、ログインの情報と契約の名義を確かめるところから始めます。連絡が取れない場合はホームページの制作会社と連絡が取れないときの進め方を、管理画面はあっても直し方が分からない場合はホームページを更新できない原因と直し方を見てください。

日々の書き換えをどこまで自分でやり、どこから任せるかの線引きはホームページの更新方法と任せる範囲で説明しています。

一部を直すか、全体を新しくするかの判断の目安

古いところを1つずつ直すか、全体を新しく作るかは、悩みやすいところです。どちらが正しいということはなく、今のホームページの作りと、これから誰が管理するかで決まります。

図解・比較一部を直す場合と、全体を新しくする場合

一部を直す

  • 管理画面に入れて、作りが分かっている
  • 直したいのが情報と一部の表示だけ
  • スマホでも、ある程度読める

全体を新しくする

  • スマホで読めず、ページごとに直す必要がある
  • 管理画面に入れず、作った人とも連絡が取れない
  • お店の内容が変わり、ページの組み立てから見直したい

左の条件がそろうなら一部を直し、右に当てはまるものが多いなら、全体を新しくすることを考えます。

全体を新しくする場合も、今のホームページの文章や画像、アドレスはできるだけ生かします。アドレスが変わるなら、古いアドレスから新しいアドレスへ転送しておくと、名刺やチラシ、ほかのサイトに載っているリンクから来た人も迷いません。

進め方と注意点はホームページのリニューアルの進め方に、費用の考え方はホームページのリニューアル費用にまとめています。頼む場合の範囲はホームページリニューアルの依頼のページでも説明しています。

直しても、また古くなる仕組みになっていないか

一部を直しても全体を新しくしても、書き換える人がいなければ、また同じ状態に戻ります。直すのと合わせて、誰が、どのくらいの間隔で、どこを見直すのかを決めておきます。自分で書き換えにくい作りなら、新しく作るときに書き換えやすさを条件に入れてください。

表示が崩れるときは、ページの作りから確かめる

スマホで見ると文字が小さい、横にずれるといった場合、原因がページの作りそのものにあることがあります。見にくさの原因と直し方はホームページのスマホ対応の手順で説明しています。

直すのを頼む前にそろえておくこと

人に頼む場合、今のホームページの状態が分かる材料がそろっていると、見積もりと作業が早く進みます。完璧にそろわなくても、分かる範囲で構いません。

古いホームページの直したいところを、印刷した画面に丸をつけて制作担当者に相談するイラスト
直したいところに印をつけた画面を見せると、相談と見積もりが早く進みます。

頼む前にまとめておくこと

  • ホームページのアドレス
  • 古い、違っていると気づいたところ(画面を保存して印をつける)
  • 今の正しい情報(営業時間、料金、メニュー、住所、電話番号)
  • ドメインとサーバーの契約先と、契約の名義
  • 管理画面にログインできるかどうか
  • 作った会社と連絡が取れるかどうか
  • 直したいことと、そのうち急ぐこと

ドメインの名義が作った会社になっていると、頼む先を変えるときに手続きが必要になります。仕組みはホームページのドメインの基本で説明しています。頼む先を選ぶときに確かめたいことはホームページ制作会社の選び方にまとめています。

見積もりで確かめたいこと

  • 直す範囲: 情報の書き換えだけか、表示の不具合や警告の表示まで含むか
  • 今のデータの扱い: 文章、画像、アドレスをどこまで引き継ぐか
  • 直したあとの管理: 書き換えや契約の期限を誰が見るか
  • 名義と渡すもの: ドメインやサイトのデータが誰のものになるか

古いホームページに気づいたら最初にやること

最後に、気づいたときからできることを順に並べます。

  1. 初めて来た人のつもりで、パソコンとスマホの両方で全部のページを開く
  2. 営業時間、料金、住所、電話番号などに間違いがあれば、ほかより先に直す
  3. 警告の表示、表示されないページ、届かないフォームがないかを確かめる
  4. 管理画面に入れるか、ドメインとサーバーの名義が誰かを確かめる
  5. 一部を直すか全体を新しくするかを決め、自分で直せない部分は頼む先に相談する

ホームページを放置した期間が長いほど直すところは増えますが、順番を決めれば、一度に全部やる必要はありません。まずは見た人が困るところから手を付けてください。

uparia では、今のホームページを拝見して、直す順番の整理からご相談をお受けしています。全体を新しくする場合は、月額プラン(制作費0円・月額2,980円から・最低契約期間12か月。独自ドメイン、サーバー、SSL、保守込みで、2年続けたらサイトのデータとドメインの管理をお渡しします)か、最初から自分のものにしたい方向けの買い切り(スタートプラン3万円〜)から選べます。ご相談はホームページリニューアルの依頼からどうぞ。

よくある質問

コピーライトの年が古いだけでも、直したほうがよいですか?

急ぐ必要はありませんが、手間がかからないなら直しておくと安心です。気づいた人に、長く手が入っていないと受け取られることがあるためです。ただ、先に確かめたいのは営業時間や料金などの情報が正しいかどうかで、コピーライトの年はそのあとで構いません。

ホームページは何年くらいで古くなりますか?

年数だけでは決まりません。作ってから間がなくても、情報を書き換えていなければ古く見えます。反対に、作りが昔のままでも、情報が正しく、スマホで読めて、警告が出ていなければ、急いで作り直す必要はありません。記事の中の7つのサインで確かめてください。

使っていない古いホームページは、消してしまってもよいですか?

消す前に、名刺やチラシ、地図のサイトなどにそのアドレスが載っていないかを確かめてください。載っていると、見た人が開けないページにたどり着きます。新しいホームページがあるなら、古いアドレスから新しいアドレスへ転送できないかを契約先に確かめてから閉じるのが安全です。

作った会社に断らずに、ほかの会社に直してもらってもよいですか?

契約の中身によります。デザインやプログラムの権利、ドメインやサーバーの名義が作った会社にある場合、断らずに触ると揉めることがあります。契約書や請求書で名義と権利を確かめ、分からなければ作った会社に問い合わせてから頼む先を決めてください。

古いホームページを直すのに、どのくらいの費用がかかりますか?

直す範囲と、今のホームページの作りで変わります。情報の書き換えだけなら作業は少なく、表示の不具合や警告の表示まで直す場合や、全体を新しく作る場合は作業が増えます。直したいところを書き出し、複数の依頼先に同じ条件で見積もりを頼むと比べやすくなります。

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