
この記事でわかること
- ホームページが検索に出てこない主な6つの原因
- Googleのインデックスに登録されているかの確かめ方
- noindexや公開直後など、原因ごとの見分け方と直し方
- 店名で検索しても表示されないときに見直すところ
- 自分で直せる範囲と、頼んだ方がよい範囲の分け方
ホームページが検索に出てこないときは、まずGoogleのインデックス(検索のための登録簿)に登録されているかを確かめます。登録されていないなら、公開して間もない、検索エンジンに表示しない設定(noindex)が残っている、Googleがページを読めない、といった原因を順に探します。登録されているのに出てこないなら、検索した語で上位に入れていないだけかもしれません。この記事では、6つの原因と確かめ方、原因ごとの直し方、自分で直せる範囲と頼んだ方がよい範囲を、作る側の目線で順に説明します。
ホームページが検索に出てこない主な原因は6つ
Google の検索は、クロール(ページを見つけて読み込む)、インデックス登録(内容を解析して保存する)、検索結果の表示、の3段階で動いています。どこかの段階で止まっていると、ホームページは検索に出てきません。Google 自身も、ページがクロールされてインデックスに登録され、検索結果に表示される保証はないと説明しています(出典: Google 検索セントラル「Google 検索の仕組み」)。

| 原因 | 起きていること | 見分ける手がかり |
|---|---|---|
| 公開して間もない | Google がまだページを見つけていない、または読み込んでいない | 公開してから日が浅い。ほかのサイトからのリンクがない |
| noindex が残っている | 検索エンジンに登録しないでほしいという指示がページに入っている | 制作中の設定のまま公開した。WordPress の表示設定 |
| Google がページを読めない | robots.txt やパスワードで読み込みが止められている | テスト用のサイトをそのまま公開した。ログイン画面が出る |
| ほかのページから見つけにくい | どこからもリンクされておらず、たどり着けない | メニューにないページ。トップページだけ出てくる |
| ページが開けない、または手動による対策 | ドメインやサーバーの期限切れでページが消えている、または Google の対策を受けている | ブラウザでも開けない。Search Console に通知がある |
| 登録されているが上位にない | インデックスにはあるが、検索した語では順位が低い | site: 検索では出るのに、店名や業種では出ない |
「登録されていない」と「順位が低い」は別の問題
6つのうち、最後の1つだけは性質が違います。ほかの5つは、Google の登録簿にページが載っていない状態です。最後の1つは、登録簿には載っているものの、検索した語ではほかのページが上に並んでいる状態です。
前の5つは設定や仕組みの問題なので、原因が分かれば直せることが多いです。最後の1つは、ページの中身や、ほかのサイトとの比べられ方の問題になります。どちらなのかを先に分けておくと、見当違いの作業をせずに済みます。
ホームページがGoogleのインデックスに登録されているかを確かめる
最初にやるのは、登録されているかどうかの確認です。道具は2つあります。誰でもすぐ使える site: 検索と、ホームページの持ち主が使える Google Search Console(サーチコンソール)です。
- STEP01site: 検索自分のドメインで検索し、ページが出てくるかを見る
- STEP02URL 検査Search Console で、ページが登録されているかと、されていない理由を見る
- STEP03原因を直すnoindex、robots.txt、リンクなど、見つかった原因を直す
- STEP04Google に知らせるインデックス登録をリクエストし、しばらく待ってから確かめ直す
site: 検索で大まかに当たりをつけ、Search Console で理由を確かめてから直します。直したら、Google に知らせて待ちます。
site: 検索で登録の有無を確かめる
- Google の検索窓に「site:」と自分のドメインを続けて入れる(例: site:example.com。http:// や https:// は付けない)
- 検索結果に自分のホームページのページが出てくるかを見る
- 1件も出てこなければ、ホームページ全体が登録されていない可能性が高い
- トップページは出るのに特定のページが出なければ、そのページの URL で「site:」を付けて検索し直す
Google の SEO スターターガイドでも、site: で自分のサイトを検索し、結果が自分のサイトを指していればインデックスに登録されている、と説明されています(出典: Google 検索セントラル「SEO スターター ガイド」)。
site: 検索で全部のページが出るとは限らない
site: 演算子は、登録されているすべての URL を返すわけではないとされています。ページが出てこない場合でも、URL 検査ツールで確かめるよう案内されています(出典: Google 検索セントラル「検索演算子 site: の使い方」)。site: 検索はあくまで当たりをつけるためのものと考えてください。
Search Console の URL 検査ツールで確かめる
Search Console に自分のホームページを登録していれば、URL 検査ツールでページごとの状態が分かります。インデックスに登録されているか、されていないならその理由、いまのページが登録できる状態かを試す「公開 URL をテスト」、登録を頼む「インデックス登録をリクエスト」が使えます(出典: Search Console ヘルプ「URL 検査ツール」)。登録のしかたはサーチコンソールの使い方でまとめています。
ページのインデックス登録レポートで理由を見る
サイト全体でどのページが登録され、どのページが登録されていないかは「ページのインデックス登録」レポートで見られます。登録されていないページには理由が付いているので、次の表と照らし合わせてください。
| レポートの理由 | 意味 |
|---|---|
| noindex タグによって除外されました | ページに noindex の指示が入っていて、登録されなかった |
| robots.txt によりブロックされました | robots.txt で、Google がページを読むことを止めている |
| クロール済み - インデックス未登録 | Google はページを読んだが、登録はしていない |
| 検出 - インデックス未登録 | Google はページの存在を知っているが、まだ読みに来ていない |
| 代替ページ(適切な canonical タグあり) | 別のページの代わりとして扱われ、そちらが登録されている |
同じヘルプには、サイトのすべての URL がインデックスに登録されるわけではないとも書かれています(出典: Search Console ヘルプ「ページ インデックス登録レポート」)。問い合わせのお礼ページや、中身のほとんどない一覧ページが登録されていなくても、慌てる必要はありません。トップページ、サービスや料金のページ、会社概要など、見つけてほしいページが登録されているかを中心に見てください。
検索に出てこない原因ごとの見分け方と直し方
確かめた結果から、原因ごとに直していきます。上から順に確かめると、手間の少ないものから片付けられます。
- ページがブラウザで開けるか開けなければ、ドメインやサーバーの期限切れを疑う
- noindex が入っていないかWordPress の表示設定や、作成サービスの公開設定も見る
- Google が読めるかrobots.txt での制限や、パスワードの保護がないか
- ほかのページからリンクされているかメニューやトップページから、たどって行けるか
- 公開してからの日数日が浅ければ、Google が見つけるまで待つ
上の項目ほど、確かめるのも直すのも手間がかかりません。当てはまるものが見つかったら、その項目の直し方に進みます。
公開して間もない場合
Google は主に、すでに読んだページからリンクをたどって新しいページを見つけています。公開したばかりで、ほかのどこからもリンクされていないホームページは、見つけてもらうまでに時間がかかります。Google の案内でも、クロールには数日から数週間かかることがあるとされています(出典: Google 検索セントラル「URL の再クロールを Google にリクエストする」)。
待つ間にできるのは、見つけてもらう入口を増やすことです。Search Console でインデックス登録をリクエストし、Google ビジネスプロフィールや SNS のプロフィール欄にホームページの URL を載せておきます。Google ビジネスプロフィールの始め方はGoogleビジネスプロフィールの登録で説明しています。
noindex が残っている場合
noindex は、ページを検索エンジンに登録しないでほしいと伝える指示です。ページの中に <meta name="robots" content="noindex"> のような記述があるか、サーバーの応答に X-Robots-Tag: noindex が付いていると、Google はそのページを登録しません(出典: Google 検索セントラル「noindex を使用してコンテンツをインデックスから除外する」)。
WordPress には、管理画面の「設定」の「表示設定」に「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」という項目があります。ここにチェックが入っていると、サイト全体に noindex の記述が出力されます(出典: WordPress.org「Settings Reading Screen」)。制作中は人目に触れないようにこの設定を使うことがあり、公開の作業で外し忘れが起きやすいところです。ホームページ作成サービスでも、サービスによっては検索エンジンへの公開を切り替える設定があるので、使っているサービスのヘルプで確かめてください。
robots.txt やパスワードで読めない場合
robots.txt は、クローラーにどの URL を読んでよいかを伝えるファイルです。Google は、robots.txt はページを Google に表示させないための仕組みではないと説明しています(出典: Google 検索セントラル「robots.txt の概要とガイド」)。一方で、robots.txt で読み込みを止めていると、ページの中身が読まれず、noindex の指示も読まれません。
テスト用に「Disallow: /」(すべて読まないでほしい)と書いた robots.txt が残っていないか、ページを開くとパスワードの入力画面が出ないかを確かめます。robots.txt は、ブラウザで自分のドメインの後ろに「/robots.txt」を付けて開くと中身を見られます。
ほかのページから見つけにくい場合
トップページは出るのに、下の階層のページが出てこない場合は、そのページへのリンクが足りないことがあります。メニューやトップページ、関係するページから、文字のリンクでたどって行けるようにします。
サイトマップ(ページの一覧を Google に渡すファイル)を Search Console で送るのも手です。ただし Google は、ページ数がおよそ500ページ以下で、トップページからのリンクで大事なページをすべてたどれる小さなサイトなら、サイトマップは要らないこともあるとしています(出典: Google 検索セントラル「サイトマップについて」)。小さなホームページでは、まずリンクのつながりを見直す方が先です。
ページが開けない、手動による対策を受けている場合
以前は出ていたのに急に出なくなったなら、まずブラウザでホームページが開けるかを見てください。ドメインやサーバーの契約が切れてページが消えていると、検索からもいずれ外れます。ドメインの仕組みと更新の確かめ方はホームページのドメインの基本に、ページ全体に警告が出る場合は「保護されていない通信」の原因と直し方にまとめています。
まれに、Google のスパムに関するポリシーに反すると判断され、手動による対策を受けていることもあります。Search Console の「手動による対策」レポートで確かめられ、問題がなければ緑のチェックマークが出ます。対策を受けていた場合は、すべての問題を直してから審査をリクエストします(出典: Search Console ヘルプ「手動による対策レポート」)。
店名で検索してもホームページがGoogleに表示されないとき
site: 検索では自分のページが出てくるのに、店名や会社名で検索すると出てこない。この場合は、インデックスには登録されていて、その語で上位に入れていない状態です。設定の問題ではないので、ページの中身と、ほかのサイトとの比べられ方を見直します。

店名と地域名、業種で調べ直す
店名がよくある言葉や、ほかのお店と同じ名前だと、店名だけでは別の会社や一般の言葉の結果が上に並びます。「店名 地域名」「店名 業種」で検索し直して、出てくるかを見てください。検索結果は、検索した場所や端末によって違って見えることもあるので、家族のスマホなど別の端末でも試すと判断しやすくなります。
ページの中で見直すところ
- ページのタイトル(ブラウザのタブや検索結果に出る文字)に、店名が入っているか
- トップページに、店名、地域名、業種が画像ではなく文字で書かれているか
- 会社概要やお店の情報のページに、住所と電話番号が文字で書かれているか
- Google ビジネスプロフィールや SNS から、ホームページへリンクしているか
- サービスや料金など、検索する人が知りたいことがページに書かれているか
Google は、検索結果のタイトルを作るときに、ページの title 要素や見出しの言葉などを使うと説明しています(出典: Google 検索セントラル「SEO スターター ガイド」)。看板の写真やロゴの画像だけで店名を見せているページは、文字としての店名が少なくなりがちです。自分でできる見直しの範囲はSEO対策を自分でやる方法で、検索だけでなく地図や SNS も含めた見つけてもらう方法の全体はホームページの集客方法で説明しています。
地図の枠だけが出る場合
店名で検索すると、地図とお店の情報の枠が上に出て、ホームページはその下に出ることがあります。枠の中に「ウェブサイト」のボタンがあるかを見てください。なければ、Google ビジネスプロフィールにホームページの URL を登録すると、枠からホームページへ来てもらえるようになります。
直したあとにGoogleへ知らせて待つ手順
原因を直しても、Google が読みに来るまでは検索結果は変わりません。直したあとは、次の順に進めます。
- Search Console の URL 検査ツールで、直したページの URL を調べる
- 「公開 URL をテスト」を押し、いまのページが登録できる状態になっているかを確かめる
- 問題がなければ「インデックス登録をリクエスト」を押す
- ページが多い場合や、ページを増やした場合は、サイトマップを送る
- 数日から数週間待ってから、site: 検索と URL 検査で確かめ直す
リクエストを何度も送っても早くはならない
Google は、同じ URL の再クロールを何度もリクエストしても早くクロールされることはなく、個々の URL の送信には上限があると説明しています。また、リクエストしても検索結果にすぐ出るとは限りません(出典: Google 検索セントラル「URL の再クロールを Google にリクエストする」)。1回送ったら、待つ時間を取ってください。
SEO スターターガイドでも、変更が Google 側に反映されるまでには時間がかかり、数時間で済むものもあれば数か月かかるものもあるとされています。待っている間に、ページの文章や写真を整えておくと、登録されたあとに見た人に伝わりやすくなります。
ホームページが検索に出てこないとき、自分で直せる範囲と頼む範囲
ここまでの作業のうち、どこまでを自分でやるかは、管理画面に入れるかどうかと、触る場所で分かれます。目安は次の表のとおりです。
| 状況 | 自分で直せることが多い | 頼んだ方がよい |
|---|---|---|
| 登録の確認 | site: 検索、Search Console の URL 検査 | Search Console の登録に必要な所有確認ができない |
| noindex | WordPress や作成サービスの設定画面で外せる | テーマやプラグイン、サーバーの設定で入っていて場所が分からない |
| robots.txt やパスワード | 中身をブラウザで見て、問題がありそうか判断する | ファイルの書き換えやサーバーの設定が必要 |
| リンクとページの中身 | メニューにリンクを足す、店名や住所を文字で書く | ページの構成ごと見直したい、更新する時間がない |
| ページが開けない | ドメインとサーバーの契約、支払いの状況を確かめる | 契約の名義が分からない、作った会社と連絡が取れない |

頼む先は、まず作った会社です。連絡が取れない場合や、作った会社が保守を受けていない場合は、ホームページの更新代行や保守を引き受けている会社やフリーランスに相談します。作った会社と連絡が取れないときの進め方はホームページの制作会社と連絡が取れないときに、頼む先の見極め方はホームページ制作会社の選び方にまとめています。
頼む前にまとめておくこと
- ホームページの URL
- どんな語で検索して出てこなかったか(店名、店名と地域名など)
- いつごろから出てこないか、以前は出ていたか
- サーバーや作成サービス、WordPress かどうか
- 管理画面や Search Console にログインできるか
- ドメインとサーバーの契約先と、契約の名義
検索に出てくるようになった後に続けること
検索に出てくるようになっても、それで問い合わせが増えるとは限りません。登録された後は、見つけてもらえているか、見た人が次に進めているかを見ていきます。
- Search Console の検索パフォーマンスで、どんな語で表示され、どれだけクリックされているかを見る
- ページのインデックス登録レポートを時々開き、見つけてほしいページが外れていないかを見る
- 営業時間、料金、お知らせなど、古くなった情報を直す
- ドメインとサーバーの自動更新と、支払いに使うカードの期限を確かめる
見に来た人の動きを知る方法はホームページのアクセス解析の始め方で説明しています。検索には出るのに問い合わせが来ない場合は、ホームページで集客できない原因を合わせて読んでください。
検索に出てこないと気づいたときに最初にやること
最後に、気づいたときの動き方を短くまとめます。
- ブラウザでホームページが開けるかを確かめる
- site: 検索で、Google に登録されているかの当たりをつける
- Search Console の URL 検査とページのインデックス登録レポートで、登録されていない理由を見る
- noindex、robots.txt、リンクなど、見つかった原因を直し、インデックス登録をリクエストする
- 登録されているのに出てこないなら、店名や地域名を文字で書くなど、ページの中身を見直す
公開して間もないだけなら、待つことも作業のうちです。反対に、以前は出ていたのに急に消えた場合は、ページが開けなくなっていないか、設定が変わっていないかを先に確かめてください。
uparia の月額プラン(制作費0円・月額2,980円から・最低契約期間12か月)には、独自ドメイン、サーバー、SSL、保守が含まれ、スタンダード(月額4,980円)からは SEO の初期設定も含まれます。買い切りで作ったサイトやほかの会社で作ったホームページは、月額保守(月5,000円、最低契約期間なし)で、ドメインとサーバーの管理や障害への対応をお受けします。検索に出てこない原因の確認も、ホームページの更新代行と保守からご相談いただけます。
よくある質問
ホームページを公開してから、検索に出てくるまでどのくらいかかりますか?
決まった日数はありません。Google の案内では、クロールには数日から数週間かかることがあるとされています。ほかのサイトや Google ビジネスプロフィールからリンクがあると見つけてもらいやすくなるので、待つ間に入口を増やしておくと進みやすくなります。
スマホで検索すると出てこないのに、パソコンだと出てくるのはなぜですか?
検索結果は、端末や検索した場所によって並び方が違って見えることがあります。どちらかで出てくるなら、インデックスには登録されている可能性が高いです。site: 検索や Search Console の URL 検査で登録を確かめたうえで、店名と地域名などで検索し直してみてください。
トップページは検索に出るのに、ほかのページが出てきません。なぜですか?
そのページへのリンクが少なく Google がたどり着けていないか、noindex が入っている、別のページの代わりとして扱われている、といった理由が考えられます。Search Console の URL 検査でそのページの URL を調べると、登録されていない理由が表示されます。
お金を払えば Google の検索結果に早く載せてもらえますか?
通常の検索結果への登録や順位を、お金を払って早めてもらう仕組みはありません。費用をかけて検索結果に出す方法には、広告の枠に表示する検索広告があります。広告とは別に、登録と順位を約束する業者の話には注意してください。
以前は出ていたのに、急に検索に出なくなりました。何から確かめればよいですか?
まずブラウザでホームページが開けるかを確かめてください。ドメインやサーバーの期限切れ、リニューアルでの設定の変更が原因のことがあります。開けるなら、Search Console の URL 検査とページのインデックス登録レポートで、登録が外れた理由を確かめます。






